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2011.11.16

第8回PAC政策シミュレーション「危機対応シミュレーション -どこまで情報公開するか-」報告書

  • 宮家 邦彦
  • 研究主幹
    宮家 邦彦
  • [研究分野]
    外交・安全保障

 今回の政策シミュレーションの最大の収穫は、重大危機の際の情報公開のあり方につき、様々な選択肢を「リスク・フリー」状況の下で試みる中で、それぞれの選択肢が国民やメディアに如何なる影響を与え得るかにつき多くの教訓が得られたことである。特に、重要な教訓として以下の6点を挙げる。
 ①公開する情報の迅速さと正確さは二律背反
 「西」のような情報公開が徹底しているシステムの下でも、「国民が知りたいこと」と「政府が発表する内容」にはどうしてもギャップが生ずる。「正確さ」を優先すれば情報開示は遅れるが、それでは国民を困惑させ、欲求不満にさせるだけだ。政府は特定の時点で情報開示出来ない理由をきめ細かく説明し、丁寧に国民を説得する必要がある。
 ②情報開示はタイミングが重要
 タイミングが遅ければ、「何か隠している」と批判される。タイミングが早過ぎても、混乱が生じ疑問視され易い。(言うは易しいが)結局情報は適切なタイミングで適切な量を開示するしかない。・・・・

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第8回PAC政策シミュレーション「危機対応シミュレーション -どこまで情報公開するか-」報告書PDF:227.9 KB

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