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2016年6月21日(火)13:00~16:00開催 場所:コンファレンススクェア901 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル9F

第1回 CIGS 原子力と法ワークショップ 「原子力を巡る最近の国際潮流」

 キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)は2016年6月21日に、第1回 CIGS 原子力と法ワークショップ 「原子力を巡る最近の国際潮流」を開催しました。

開催趣旨

 キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)は、2016年4月、原子力技術に関する法制度を対象とした研究を開始した。この背景として、従来、主として、裁判における科学技術と法との関係を検討した研究は存在したものの、科学技術に関する法制度のあり方について研究したものは少なかった。そこで、大規模複合的で有用な技術であると同時に公衆被害を惹起するリスクも大きい原子力技術に着目して、科学技術のリスクをコントロールする制度設計を法的観点から分析することとした。

 このような検討を開始するにあたり、原子力やその開発を巡る国際潮流について概観しておくことも重要である。というのは、


● 第1に、福島第一原子力発電所事故以降、わが国では原子力発電に関して活発な国民的な議論が行なわれてきたが、国際的な視点からこの分野のグローバルな動向を整理しておこうとの意図からである。特に、わが国の原子力に関しては、しばしば、議論の視野が狭すぎるとの批判がなされるところであるため、国際動向を把握することにより、広い視野を確保することが可能となる。

● 第2に、原子力分野には、広く国内外から投資を誘引することが必須であるが、法制度を設計するに当たって、国際動向の把握を基礎とした制度間競争の観点が不可欠である。

● 第3に、原子力技術のイノベーションは、国境と関係なく進歩しているため、そのような進歩に伴って法制度も変化する可能性がある。


このような問題意識から、原子力に関連する国際的機関に実際に参画している有識者等を招いて原子力を巡る国際動向に関するワークショップを開催するものである。


プログラムPDF:178KB

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開会挨拶

  • 理事長 福井 俊彦 
    キヤノングローバル戦略研究所 理事長
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趣旨説明

  • 芳川 恒志
    キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹
    「趣旨説明」
    発表資料PDF:1586KB
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講演

  • 田中 伸男
    公益財団法人 笹川平和財団 理事長
    国際エネルギー機関(IEA)前事務局長
    「嵐のエネルギー戦略。持続可能な原子力とは。」
    発表資料PDF:5887KB
    160621_tanaka_photo.JPG
  • 貞森 恵祐
    国際エネルギー機関(IEA) エネルギー市場・安全保障局長
    「原子力発電が果たすべき役割と今後の展望」
    発表資料(英語)PDF:2175KB
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  • 豊永 晋輔
    CIGS「原子力と法」研究会座長
    原子力損害賠償・廃炉等支援機構 参与
    「原子力損害賠償の日米比較-不法行為とTortsの視点から」

ディスカッション

  • 【モデレーター】
    芳川 恒志
    キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹

    【ディスカッサント】
    貞森 恵祐
    国際エネルギー機関(IEA) エネルギー市場・安全保障局長
    豊永 晋輔
    CIGS「原子力と法」研究会座長 / 原子力損害賠償・廃炉等支援機構 参与

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    (左から、貞森氏、芳川氏)