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2015年4月1日(水)14:00~16:00開催 場所:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3

Angela Joo-Hyun Kang氏 Seminar 「『インクルーシブなCSR活動』を加速化する: グローバルな視点から 」

 CIGSはアンジェラ・カン氏と栗原研究主幹のセミナーを開催しました。

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(左からアンジェラ・カン氏、栗原氏)

開催概要
題目:「CSR最新のグローバル・トレンド:災害復興に関連して」
発表者:アンジェラ・カン氏(Ms. Angela Joo-Hyun Kang, グローバル競争力強化フォーラム(GCEF)創設者および代表)
題目:「福島におけるインクルーシブなCSR」
発表者:栗原 潤(キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹)

プログラム
ProgramPDF:282KB

発表資料
アンジェラ・カン氏発表資料PDF:1423KB
栗原氏発表資料PDF:901KB

セミナー要旨
セミナー要旨PDF:368KB


発表概要
 「3.11」の悲劇が東北地方を襲ってからほぼ4年の月日が経とうとする今、現地の復興は今尚、不満の残る状況であり、被災民は不安に包まれた状況にある。この重大事に際して、日本企業は責任ある企業市民として何が出来るであろうか。また、如何なるCSR活動が成功裏に適用されるのか。翻って東北での経験のうち如何なるものが、内外の他の地域において適用可能であろうか。
 日本企業は、他国の企業同様、グローバリゼーションの深化の中で、ガバナンス(統治の体制・方法)に関し、様々な国際的規範との協調・調整を迫られている。問題は、単純に国際的規範を鵜呑みにすることではなく、各種の国際的規範を選別的に解釈する点である。しかも、それは既に国際的にみて模範となる日本の慣行をそのままにし、更にはグローバルなビジネス・コミュニティーの観点からも有効で優れた方法として紹介することが重要なのである。そうした優れた日本の規範・方法のなかで、本セミナーでは、震災と核事故に遭遇した東北地方で日本企業が実施している「インクルーシブなCSR活動」を紹介する。同時に、講演者は、日本のCSR活動を、グローバルな視点から如何に評価し、またグローバルに発信していくかを考察する。

アンジェラ・カン氏紹介
 アンジェラ・カン氏は、CSRや持続可能性とビジネスの健全性などを促進させることを目的に、韓国政府知識経済部(現、貿易産業資源省(MOTIE))の下で発足したNPO団体、グローバル競争力強化フォーラム(GCEF)の創設者および代表である。2010年から2011年にかけて、彼女はAsian Institute of Management Ramon V. Del Rosario Sr. Center for Corporate Social Responsibility主催のアジアCSRアワードの健康増進部門の審査官としても活動した。また、フランスのカルティエ本部に招かれ、カルティエ主催のウーマンズ・イニシアチブ・アワードにおいても2012年から2014年にかけてアジア太平洋審査員を務めた。
 イギリスのGreenleaf出版社から出版された『The World Guide to CSR』で韓国の章を担当し、韓国社会福祉共同募金会が出版した『Trend and strategies of CSR』も共著した。さらに、2015年にはStarbooksから出版された『Global Competitiveness of Innovative Leaders - CSR Strategy and CSV Talent』を共著した。
 カン氏は韓国政府の国家ブランディング大統領評議会のアドバイザーを務めた経験もあり、近年では、韓国雇用労働省の下のSocial Enterprise Promotion Agencyの社会的企業家育成プロジェクトメンバーや、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)のGlobal CSR Advisory Committeeのアドバイザー、さらには韓国貿易産業資源省(MOTIE)の規制審査委員会の委員および国連グローバルコンパクトネットワークのステアリングコミッティーのメンバーなどを務めている。