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2014年4月18日(金)15:00-16:30開催 場所:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3

CIGS Workshop 「Dynamic Debt Restructuring and Evergreening」白井研究員

当研究所の白井研究員が、過剰債務問題に着目して、金融危機による長期停滞のメカニズムについて発表しました。

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発表資料(PDF:548KB)

発表内容紹介
 バブル崩壊後の日本やリーマンショック後の世界同時不況など、金融危機によって各国は長期停滞に陥ってきた。本研究では、過剰債務問題に着目して、金融危機による長期停滞のメカニズムを考察している。企業が過剰債務状態に陥ると、借入制約が厳しくなり資金繰りが悪化する結果、生産が停滞してしまう。長期停滞から抜け出すためには、過剰債務問題を早期に解決することが効率的であるはずだが、90年代の日本経済は不良債権問題の解決が滞った。一方、2000年代に入ると急激に不良債権処理が進んだ。
 本研究では、不良債権による生産低迷のメカニズムを考察するとともに、90年代と2000年代の不良債権処理のスピードの違いを分析している。  

共同研究者:小林 慶一郎 研究主幹(CIGS)、中嶋 智之 上席研究員(CIGS)


CIGS Workshopとは、キヤノングローバル戦略研究所の研究員が各自行っている研究・分析の中間発表会で、アドバイザーを含む研究所メンバー及び共同研究者等の外部コメンテーターからコメントをもらい、今後の研究に生かしていくために開催されているものです。