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2013年7月3日(水) 15:00-17:00開催 場所:キヤノングローバル戦略研究所 会議室 3

CIGSセミナー「On Stability of Money Demand」開催報告

Dr. Juan Pablo Nicoliniをお迎えし、"On Stability of Money Demand" をテーマにセミナーを開催いたしました。

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(左からDr. Nicolini、小林氏)

発表資料
発表資料(英語)(PDF:473KB)


論文
"On Stability of Money Demand (with Robert Lucas)"


開催概要
題目: 「On Stability of Money Demand」
発表者: Dr. Juan Pablo Nicolini (Senior Economist, Federal Reserve Bank of Minneapolis)
モデレーター: キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 小林 慶一郎


論文概要
 本研究では、流動性を表す貨幣集計量(M1やM2など)と金利や物価などのマクロ指標との関係性を再考している。80年代以降、貨幣集計量とマクロ指標の関係性が失われたと言われてきたが、その原因の一つにRegulation Q(預金金利規制)の緩和が挙げられる。また1982年以降、導入された市場金利連動型普通預金(MMDA)をM1の定義に含めることで、80年以降も貨幣需要とマクロ変数の関係に安定性が見られることが分かった。これらの観測的な事実を説明するために、取引コストの異なる支払方法である、現金、要求払い預金、MMDAを導入し銀行を明示的に扱ったモデルを構築している。シミュレーションの結果から、構築したモデルは貨幣集計量のコンポーネントの動きをある程度説明できることがわかった。