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2012年9月11日(火) 15:00 - 17:00開催 場所:経団連会館 2階 国際会議場 (東京都千代田区大手町1-3-2)

瀬口清之研究主幹 講演会 「中国経済の構造変化と日中共創」

キヤノングローバル戦略研究所の瀬口清之研究主幹が、中国が経済制度変革へと向かう中、今後の日中両国の相互協力のあり方について講演をおこないました。

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(左より福井理事長、瀬口清之氏)

講演資料

 『中国経済の構造変化と日中共創』 PDF:1.3MB


プログラム

プログラムPDF:184KB


質疑応答

Q&APDF:311KB


テーマ概要
 中国経済はリーマンショック発生後、内陸部をリード役とする内需主導型の経済発展方式へと急速に変化している。交通運輸インフラ建設による内陸部の利便性向上、市場開拓・労働力確保のために内陸部に進出する企業の増大、沿海部主要都市で厳しく実施されている不動産取引規制等の要因がそれを加速している。
 そうした経済の構造変化が進展する一方、行政的手段に依拠する経済政策運営がもたらす歪みが表面化し、新たな対応が迫られている。エネルギー、水道等公共料金の適切な水準への引き上げ、金融自由化、国有企業の民営化、所得再分配政策の見直しなど、中国は経済制度変革の時代に入ろうとしている。
 今後難しさを増す経済政策運営にあたり、日本の経験は中国にとって参考になる点が多く含まれているため、中国政府は改めて日本を学ぶニーズが高まると考えられる。その間、日本企業の中国ビジネス展開は積極化しており、日中両国経済の相互依存関係はますます強まりつつある。
 このように政策、投資の両面から日中経済の緊密化が進むとともに、世界第2位と第3位の両経済大国が融合型の新たな経済発展モデルを創造していく、日中共創の時代を迎えようとしている。そうした時代認識に立ち、日中両国の相互協力のあり方について考えたい。

瀬口 清之 略歴
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹/アジアブリッジ(株)代表取締役
1982年東京大学経済学部卒業後、日本銀行入行。1991年4月より在中国日本国大使館経済部書記官。帰国後1995年6月より約9年間、経済界渉外を担当。2004年9月、米国ランド研究所にてInternational Visiting Fellowとして日米中3国間の政治・外交・経済関係について研究。2006年3月より北京事務所長。2009年3月末日本銀行退職後、同年4月よりキヤノングローバル戦略研究所研究主幹、杉並師範館塾長補佐(2011年3月閉塾)。2010年11月、アジアブリッジ(株)を設立。2011年4月、筑波大学客員教授。