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2012年3月6日(火)15:00-16:30開催 場所:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3

CIGS Workshop 「The Impacts of Firms' Technology Choice on the Gender Differences in Wage and Time Allocation: A Cross-Country Analysis」白井研究員

当研究所の白井研究員が、男女間の賃金格差や時間配分のギャップに関して、企業の技術選択や制度設計に着目して、研究発表を行いました。

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発表内容紹介
 男女間の賃金格差や時間配分のギャップ(特に家事時間)は日本だけでなく、世界的に広く見られる現象であるが、ギャップの程度は各国でバラツキがある。男女間ギャップは、これまで多くの研究が蓄積されてきたが、その多くが労働者個人の学歴や就業年数などの生産性の違いに着目したものである。
 本研究では、企業の技術選択に着目し、通常外生的に扱われる企業の技術選択を内生的に扱うことで、技術や制度の違いが男女間ギャップの国際間のバラツキをどの程度説明できるかを、家事時間を明示的に扱った一般均衡モデルで数量評価した。技術や制度は、男女の人事配置の違い、企業の就業規則、企業慣習、各国の文化などの違いをまとめたものと解釈でき、分析の結果、技術選択や制度設計の違いは賃金ギャップだけでなく時間配分の国際間のバラツキに対して説明力があることが分かった。


CIGS Workshopとは、キヤノングローバル戦略研究所の研究員が各自行っている研究・分析の中間発表会で、アドバイザーを含む研究所メンバー及び共同研究者等の外部コメンテーターからコメントをもらい、今後の研究に生かしていくために開催されているものです。