本文へスキップ

2012年2月8日(水)15:00-16:30開催 場所:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3

CIGS Workshop 「ブレア政権の医療改革による英国PFIの現状と課題」柏木主任研究員

 本報告の目的は、英国ブレア労働党政権下の医療PFIの発展の実態を明らかにすることである。ブレア政権時代は、PFIの発展期であり、あらゆる課題を解決し軌道修正してきている。その変遷を概観し、ブレア政権の公約達成状況を検証する。また、この時期にNHSから生まれた地域振興型の医療PFIであるNHS Local Improvement Finance Trustsの概要と課題を把握し、官民出資のLIFT会社の運営状況と患者満足度についても検証する。

120208_kashiwagi_photo1.jpg  120208_kashiwagi_photo2.jpg

 PFIは英国発祥で、1992年に導入されたが、ブレア政権になってから病院や診療所の建設にPFIが使われるようになった。日本では1999年にPFI法が制定され、病院建設にも活用されているが、不祥事や契約見直しが起き、残念ながら上手くいっているとは言いきれない。東日本大震災の復興策にPFIが挙がっており、PFIが必要な今だからこそ、PFIを発展させたブレア政権時代の研究に意義があると考えている。

発表資料(435KB)


CIGS Workshopとは、キヤノングローバル戦略研究所の研究員が各自行っている研究・分析の中間発表会で、アドバイザーを含む研究所メンバー及び共同研究者等の外部コメンテーターからコメントをもらい、今後の研究に生かしていくために開催されているものです。