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2011年2月28日(月)14:00 - 15:00開催 場所:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3

CIGS Workshop 「Fiscal policy, leverage and deflation」 中嶋主任研究員

本研究では、金融市場にある種の不完備性を入れると、高い財政破綻リスクがあってもデフレが続くことを、簡単な理論モデルを使って示す。

発表風景


発表内容紹介
現在の日本では、財政破綻の懸念が高まるといわれる一方で、デフレと円高が継続している。デフレと円高が続くならば財政破綻のリスクは高くないはずだというのが通常の経済学が教えるところであることを考えると、日本の現状は極めて不可解である。本研究では、金融市場にある種の不完備性を入れると、高い財政破綻リスクがあってもデフレが続くことを、簡単な理論モデルを使って示す。本研究の政策的な含意は、デフレが続いているからといって財政破綻のリスクが低いと認識されているとは言えず、むしろ、突然急激なインフレが始まる可能性があるということである。



CIGS Workshopとは、キヤノングローバル戦略研究所の研究員が各自行っている研究・分析の中間発表会で、アドバイザーを含む研究所メンバー及び共同研究者等の外部コメンテーターからコメントをもらい、今後の研究に生かしていくために開催されているものです。