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2014.03.26

景気減速する新興国とマクロ経済の安定を保つ中国のコントラスト

JBPressに掲載(2014年3月20日付)

  • 瀬口 清之
  • 研究主幹
    瀬口 清之
  • [研究分野]
    中国経済・日米中関係

■ 新興国は軒並み成長率減速と物価上昇圧力に直面

 新興国の経済情勢の悪化が目立ってきている。代表的な新興国である、ブラジル、ロシア、インド、中国およびインドネシアの5か国について、2010年から2013年までの成長率の推移を見ると、全ての国が低下傾向を辿ってきていることがわかる(図表1参照)。

 ただし、昨年の成長率を比較すると、5か国の間で大きな開きがある。中国は7.7%と引き続き高い成長率を保ったが、インドネシアは5.3%、その他の国の成長率は4%を下回り、ロシアに至っては1%台まで低下している。

 2010年にはタイ、マレーシア、フィリピン、トルコ、南アフリカ、メキシコ等その他の主要な新興国も軒並み5%を上回る成長率に達していた。しかし、それらの国々の中で2013年に5%を上回ったのは中国、インドネシア、フィリピンの3か国のみとなった。

 この間、同じ5カ国の消費者物価を比較すると、中国以外の4カ国は昨年の上昇率が6%を上回り、横ばいまたは上昇傾向を辿ってきている(図表2参照)。・・・


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