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2017.02.28

「合理的期待仮説」次の課題

日本経済新聞 「経済教室」2017年2月20日掲載

 今回はデフレや「期待」の政策論争を離れて、学問論にフォーカスする。経済学が期待形成についてどう思考してきたかを物理学とのアナロジー(類比)で整理し、今後の可能性を論じたい。経済学が物理学に倣って理論を発展させたことはよく知られている。

 物理学も経済学も20世紀に革命的変化を経験した。物理学では20世紀初頭に量子力学が誕生し、経済学では20世紀後半に合理的期待仮説に基づく現代マクロ経済学が成立した。この2つには、学問のフレームワーク(枠組み)の変化としての共通点がある。観測対象のシステムを「外」から見ていた学問が、システムを「中」から見るようになった、という変化である。



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日本経済新聞 「経済教室」2017年2月20日掲載

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