本文へスキップ

2009.10.01

地域医療経営のガバナンスの国際比較(第3回)米国

Monthly IHEP 2009 9月号No.179

  • 松山 幸弘
  • 研究主幹
    松山 幸弘
  • [研究分野]
    財政・社会保障
はじめに
SDI社(http://www.sdihealth.com/)調査によれば、前回解説した公立病院IHNに民間非営利病院IHNも合わせた米国全体のIHN数は570である。一方、IHNを形成している病院数は、自治体が設置者である公立病院1,111(2007年)、民間非営利病院2,913(同)である。したがって、570のIHNのうち約4分の3が民間非営利病院IHNであると推定される。つまり、米国の地域医療の担い手の中心は民間非営利病院IHNなのであり、そのガバナンスと経営戦略、収支構造を学ぶことは、医療が米国経済成長における最大のエンジンとなっているメカニズムを理解する上で重要である。
そこで、今回はSentara Healthcare(以下センタラと略す)とUniversity of Pittsburgh Medical
Center(以下UPMCと略す)を取り上げる。バージニア州ノーフォークに本部を置くセンタラは、SDI社のIHN経営力評価ランキング調査開始以来10年以上にわたり毎年トップテンに入っている地域医療経営の模範例である。ペンシルバニア州ピッツバーグに本部を置くUPMCは、急成長を続ける医療産業集積の核となっているIHNである。

地域医療経営のガバナンスの国際比較(第3回)米国PDF:36.9 KB

同シリーズコラム

松山 幸弘 その他コラム・メディア掲載/論文・レポート

松山 幸弘 その他コラム・メディア掲載/論文・レポートをもっと見る

マクロ経済 その他コラム・メディア掲載/論文・レポート

コラム・論文一覧へもどる