本文へスキップ

2014.08.04

事故とエラーのモデルに基づく安全・セキュリティのための個人及び組織の在り方

「日本セキュリティ・マネジメント学会誌 Vol.28 No.1」掲載(2014年5月25日付)

  • 氏田 博士

要旨

 巨大複雑システムにおいて、技術の巨大化・複雑化と高度化に伴い、安全・セキュリティ問題がハードウェアから人間そして組織の問題へと、次第に社会化する現象があらゆる技術分野で発生している。これに伴い、事故やエラーの形態や社会的な受け止め方、またその分析方法も時代とともに変化している。当初はドミノ事故モデルとヒューマンエラー、次いでスイスチーズ事故モデルとシステムエラー、そして最近のとらえ方は組織事故と安全文化の劣化、である。これらの事故の分析から安全を議論する方向に対し、新たな動向として、様々な事象の良好事例に着目して分析するレジリエンス・エンジニアリング、高信頼性組織、リスクリテラシーなどの研究手法も盛んとなりつつある。また、情報セキュリティ分野を中心に、人間の持つ本質的な弱さを利用してその人をある行動へと誘導する方法とその対策を検討するソーシャル・エンジニアリングも最近の研究テーマとして検討が始まった。・・・


全文を読む→

事故とエラーのモデルに基づく安全・セキュリティのための個人及び組織の在り方PDF:635.0 KB

コラム・論文一覧へもどる