2011年外交・安保カレンダーの最近のブログ記事

 今週が今年最後の外交・安保カレンダーとなる。年末の日本では北朝鮮問題が最大の関心事かもしれないが、欧米では米戦闘部隊撤退後のイラク情勢に対する関心が高い。米軍が「完全撤退」した12月15日から逆にテロが増加しているからだ。  2010年3月の国民議会選挙で第一党になれなかったマーリキー首… 全文を読む
 今週は何といっても北朝鮮の金正日総書記死去の余波について考えるべきだろう。本日19日昼に発表されたらしいが、朝鮮中央通信によれば、亡くなったのは51時間前の17日朝だという。これを早いと見るか、遅いと見るかで評価は分かれるだろう。  幸か不幸か、筆者は「朝鮮半島」で飯を喰っている訳ではな… 全文を読む
 今週は12-13日の野田首相訪中から始まる、はずだった。予定されていた日中首脳会談は延期となり、日中双方とも年内の訪中実施を希望しているが、12日現在日程の再調整に成功していないようだ。  12月13日が南京「虐殺」の記念日であることは日中関係者で知らない者はいないはずだ。それを承知で日… 全文を読む
 今週もユーロ圏から始めよう。5日に独仏首脳会談がある。7日には米国のガイトナー財務長官がイタリアの新首相と意見交換する。更に、9日には欧州首脳がベルギーに集合する。当分の間ユーロ問題は一進一退を続けるだろう。  その間、日本では野党が防衛相、消費者相への問責決議案提出を考えているという。… 全文を読む
 ユーロ圏ではイタリアが再び注目を集めつつある。IMFが同国に金融支援を行うというが、4000億ユーロとも6000億ユーロともいわれる巨額を金利4-5%で融資したぐらいでイタリアの財政再建が軌道に乗るのだろうか、気になるところだ。  エジプトでは人民議会選挙が28日から予定通り実施されそう… 全文を読む
 今週も中東から始めたい。エジプトでは20日夜、タハリール広場で1万人以上の群衆が軍最高評議会に対する抗議行動を始めた。当然軍・治安部隊はデモ隊を強制排除し、10人が死亡したという。遂に、来るものが来たということだ。  報道によれば、最高評議会は軍予算を(議会承認の対象とならない)聖域とす… 全文を読む
 今週はオバマ大統領の動きに注目したい。11月11日にサンディエゴを発ち、12-14日にホノルルで日米、米中、米露各首脳会談とAPEC首脳会合、15-16日にはキャンベラを訪問し米豪首脳会談、17日には豪州北部のダーウィンに立ち寄り、18-19日にはインドネシアのバリで米印首脳会談、米国A… 全文を読む
 先週はインドネシア、ベトナムを見てきた。ハノイから片道3時間かけて中越国境も見てきた。ベトナム北部は徐々に標高が高まり、国境沿いの山地に連なっていく。国境を越え中国側から見ると、改めてベトナムは豊かな農耕地帯だと実感する。  ベトナムが歴史上1000年ほど中国に支配されていた理由が何とな… 全文を読む
 今週はG20でユーロ問題がどう議論されるかに関心がある。今から思うと、そもそもギリシャがEUの一員であること自体が不思議なくらいだ。しかし、ユーロは政治的通貨だからギリシャごときで潰すわけにはいかない。  それにしても、米国にはもう余裕はないだろうから、結局欧州は日本や中露に支援を求める… 全文を読む
 20日にリビアのカダフィが殺害された。敢えて「殺害」なる言葉を使ったのには理由がある。拘束された時、恐らくカダフィはまだ生きていたと思われるからだ。詳細は不明であり、国際法違反かどうかも現時点では分からない。  報道によれば彼を拘束した部隊の司令官は「カダフィ生存のため努力したが、神の意… 全文を読む