2012年外交・安保カレンダーの最近のブログ記事

今週は安倍新内閣が始動する。新内閣とはいっても「デジャヴ」というか、2006年以来6年ぶりの返り咲き政権だ。総理自身も、また側近・周辺も、来年のことを考えると複雑な思いだろう。日本のために新内閣が国民の期待に応えるよう期待したい。 実は3年前の鳩山政権の時も同様の思いだった。現在の日本は2… 全文を読む
総選挙の結果は予想以上の自民党大勝だった。当選議員の笑顔とは対照的に、次期総理の顔は常に険しかった。自民党執行部幹部からも「今度は失敗したくない」との思いが伝わってくる。民主党が勝利した3年前との最大の違いはこれだろう。 先週ワシントンに出張した。歴史問題等に関する次期総理の発言に懸念を示… 全文を読む
今週は日本で総選挙がある。今ワシントンに出張中だが、日本から聞こえてくる下馬評では自民党の圧勝とか。本当だろうか、今回の選挙ばかりは予測不能だ。筆者が「アジア村」と呼ぶワシントンのアジア専門家の小さなコミュニティでもさすがに関心が高い。 昨日到着して当地の友人数人から既に話を聞いたが、今の… 全文を読む
今週は筆者がアラビア研修で貴重な青春期を過ごしたあの「エジプト」がどうしても気になる。 詳しい事実関係を書く余裕はないが、12月15日に予定される新憲法草案の国民投票はモルシー大統領にとって大きな賭けとなるだろう。2日に予定されていた憲法裁判所の審理も物理的に妨害され、反対派国民の不満が高… 全文を読む
先週11月21日にガザをめぐる停戦合意が成立したのも束の間、22日にはモルスィ大統領が大統領権限を大幅に拡大する改正憲法令を発布し、エジプトは再び混乱に陥っている。27日には判事やジャーナリストが無期限ゼネストを呼びかけている。 大統領の手法は最近までエジプト軍の最高評議会が使ってきた姑息… 全文を読む
1979年エジプトでアラビア語を学び始めてから30余年、常に不思議に思ってきたことが再び起きた。ガザのハマスがイスラエルにロケットを打ち始めて6日目。欧米メディアのトップニュースはパレスチナ問題だが、日本では何故か小さな記事になる。 しかも、内容は陳腐。「イスラエルの空爆、子供も犠牲 誤爆… 全文を読む
今週日本マスコミの関心は中国共産党大会の結果に集中している。常務委員会のメンバーが発表されるのは恐らく15日の1中全会(第18期中央委員会第一回全体会議)だろうが、今のところサプライズがありそうな気配はない。 このまま行けば、胡錦濤系政治家たちの形勢はあまり芳しくないかもしれない。そういえ… 全文を読む
今週のハイライトは何といっても米国の大統領選挙と中国共産党の党大会だ。米大統領選については米主要マスコミの多くがオバマ大統領の再選を予測しており、あまり血湧きもせず、肉も踊らない。筆者もこうした見方を翻すだけの新しい情報はない。 オバマが勝っても負けても、クリントン国務長官は辞任し、恐らく… 全文を読む
先週は、温家宝国務院総理の「隠し資産」につきニューヨークタイムスが優れた記事を書いている。これ自体非常に興味深いのだが、中国共産党の党大会まではまだ少し時間があるので、今週は国際エネルギー革命の地政学的意味について考えたい。 最近シェールガスなど非在来型エネルギーが注目を集めている。環境問… 全文を読む
今週も中東から始めよう。先週行われたパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区内の地方選挙で、ファタハが西岸第二の都市ナブルスなど複数の都市で敗北したという。アッバース自治政府議長にとってはさぞショックだったに違いない。 ファタハがハマースと行っている和解協議も今のところ進んでおらず、ファタハへの… 全文を読む