2017年外交・安保カレンダーの最近のブログ記事

宮家邦彦の外交・安保カレンダー 2017#52(2017年12月25-31日) 遂に2017年も最後の週となった。一年間ご愛読頂き、心から感謝申し上げる。編集部からは、今回は「国際情勢の今後を考える指針」を示す「2018年を占う」特集にせよと厳命されている。だが、そもそもこの時期、各メディ… 全文を読む
先週はワシントンに出張して来た。本年6月に続き、キヤノングローバル戦略研究所が米国シンクタンク「スティムソン・センター」と共催でシンポジウムを開催したのだ。日本側研究者が複数の米論客と議論するこのシリーズは今回が4回目だが、毎回筆者のこだわりは日米で「日米関係以外の問題」を議論すること。今… 全文を読む
先週はトランプ氏がエルサレムをイスラエルの首都として公式に認めたことで大騒ぎとなった。関連報道や噂は聞いていたが、まさか本当に実行するとは思わなかったので、文字通り言葉を失った。要するに、米国の伝統的外交政策主流派の敗北である。 エルサレムの帰属については様々な意見がある。例えば、アラブ社… 全文を読む
今週もトランプ氏が絶好調だ。先週1日にNSC担当だったフリン元大統領補佐官がFBIへの虚偽供述容疑で起訴、ワシントンの連邦地裁で有罪を認めた。この司法取引により、フリン氏は特別検察官の捜査に協力する見込みだ。今後は政権の中枢にまで捜査が及ぶ可能性がある。当然、ワシントンは大騒ぎだ。 ところ… 全文を読む
今週はあまり大きなニュースがない。11月22日の米国による北朝鮮の「テロ支援国家」再指定後も、北朝鮮は予想以上に静かだし、米中とも不気味な沈黙を守っている。こういう時の方が、何かが水面下で起きている可能性は高いのかもしれないが、筆者にはそれを知る術がない。 それよりも今週筆者が気になるのは… 全文を読む
今週は中国が北朝鮮に派遣した「特使」をめぐる報道が乱れ飛んでいる。中国共産党・習近平総書記の特使として訪朝したのは宋濤・党対外連絡部長。17日には崔竜海・朝鮮労働党副委員長と、18日には李洙墉・同党副委員長と会談したが、20日現在、金正恩委員長との面会は報じられていない。 気の早い向きは、… 全文を読む
ようやくトランプ氏のアジア歴訪が終わるが、事前の懸念は杞憂だった。先週一週間、トランプ氏は日本だけでなく、韓国、中国でも安全運転に徹した。政策スピーチはもちろん、共同記者会見でも用意されたテキストから逸脱することはなかった。これが本当のトランプ氏かって?そんなはずはないだろう。 案の定、先… 全文を読む
今週は日本でトランプ旋風が吹き荒れるかと思ったら、意外にも(と言っては失礼だが)、共同記者会見でトランプ氏は原稿を読み、日米同盟の絆に言及し、オバマ時代の戦略的忍耐政策の終焉を宣言するなど、安全運転に徹していた。 これに対し、安倍首相は、日米で今後取るべき方策、対北朝鮮圧力を最大限高めるこ… 全文を読む
先週24日、中国共産党党大会が終わった。今回のテーマは、「小康社会(ややゆとりある社会)の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な勝利をかち取ろう」だったそうだ。このスローガンを見て、1960年代と70年代初頭、日本全国の大学で見られた「立て看板」の文句を思い出した… 全文を読む
先週末の衆院選では自民党が追加公認を含め公示前と同じ284議席を獲得、29議席の公明党と合わせ313議席となり、与党で衆院の3分の2を維持した。一方、立憲民主党は15議席から55議席を獲得し野党第1党に躍進したのに対し、希望の党は50議席にとどまった。要するに、大山鳴動して鼠一匹ということ… 全文を読む