2017年外交・安保カレンダーの最近のブログ記事

今週は安倍晋三首相の欧州歴訪が予定されている。今回ほど欧州諸国首脳が、「日本の首相は何を言うか」に強い関心を持つことはなかったのではないか。混乱する米トランプ外交の中で、対アジア、対日外交だけが大きなサプライズもなく、まともに動き出しているように見えるからだ。 だが、個人的には先週15日の… 全文を読む
最近の内外メディアの関心は珍しく「外交関係」に集中している。先週まで彼らの関心はクアラルンプール空港での金正男氏暗殺をめぐる北朝鮮とマレーシアの外交的報復合戦だった。ところが、今週の焦点はトルコとオランダの外交論争だ。それにしても、両国首脳が相手国を罵る光景は異様である。 事の発端は極右勢… 全文を読む
北朝鮮が再び弾道ミサイルを発射。一方、マレーシアは在クアラルンプール北朝鮮大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(PNG)」として国外追放した。おかげで本日は夜までメディアからの取材に忙殺された。幸い筆者はPNGとなった経験がない。久し振りに外交・領事関係に関するウィーン条約を読み直した。 マス… 全文を読む
日本のメディアはまだ金正男の暗殺事件を報じ続けている。「もう、そろそろ飽きませんか?」と聞いたら、「そうなんですけど、まだ(視聴率の)数字が出るんですよ」と関係者は本音を漏らした。正男の事件がそれほど興味深いのか、それとも、日本の視聴者のレベルがあまりに低いのか。前者を信じたいのだが。 2… 全文を読む
金正男が暗殺されて、もう一週間経った。日本のメディアは連日これでもか、これでもかと未確認情報を垂れ流した。かく言う筆者も質問を受ければ、何か答えざるを得ない。あくまで仮説であって証明されたものではないと断っても、その部分は結局カットされてしまう。この種のコメントは意外に難しいのだ。 特に難… 全文を読む
あの前例のない日米首脳会談関連行事がワシントンとフロリダで行われていた頃、筆者はバルト三国の一つエストニアの首都タリンにいた。前回書いた通り、首脳会談でサプライズは予想しなかったのだが、トランプ氏があれほど上機嫌に振舞うとは思わなかった。関係者の努力の賜物だ。本当にお疲れ様! それでも北朝… 全文を読む
今週のハイライトは2月10-11日の安倍首相の訪米だろうが、その頃、筆者はロシアのモスクワからエストニアのタリン、更にはフィンランドのヘルシンキに出張しているはずだ。申し訳ないが、今回の日米首脳会談に大きなサプライズはないと思う。トランプ氏の世界観、戦略観が朧気ながら見えてきたからだ。 そ… 全文を読む
先週後半、ワシントンに出張してきた。第一の目的は、キヤノングローバル戦略研究所が現地のシンクタンク・スティムソンセンターと共催したシンポジウムに参加することだった。幸い、今回は前回以上に多くの旧友と会えたので、現地の雰囲気を直接感じとることができた。状況は予想以上に悪いと思う。 昨年末に続… 全文を読む
今週からトランプ政権、というかトランプ氏による「ワンマン劇場」が始まる。TPPは仮死状態、「バイ・アメリカン」、「エンプロイ・アメリカン」もスローガンとしてなら良い。だが、米国の企業が外国に出れば関税をかけるとか、日本では米国車が売れないのは不公平などと言われても、全く話にならない。WTO… 全文を読む
今週のハイライトは何といっても1月20日の米大統領就任式だ。トランプ氏はそこで一体何を語るのか。過去10回の大統領選挙を見てきた筆者も、今回ほど後味の悪い結果はちょっと思いつかない。こんな不思議な気持ちは2000年の大統領選挙以来ではなかろうか。皆様には申し訳ないが、今回は昔話から始めたい… 全文を読む