2017年外交・安保カレンダーの最近のブログ記事

先週はトランプ氏がエルサレムをイスラエルの首都として公式に認めたことで大騒ぎとなった。関連報道や噂は聞いていたが、まさか本当に実行するとは思わなかったので、文字通り言葉を失った。要するに、米国の伝統的外交政策主流派の敗北である。 エルサレムの帰属については様々な意見がある。例えば、アラブ社… 全文を読む
今週もトランプ氏が絶好調だ。先週1日にNSC担当だったフリン元大統領補佐官がFBIへの虚偽供述容疑で起訴、ワシントンの連邦地裁で有罪を認めた。この司法取引により、フリン氏は特別検察官の捜査に協力する見込みだ。今後は政権の中枢にまで捜査が及ぶ可能性がある。当然、ワシントンは大騒ぎだ。 ところ… 全文を読む
今週はあまり大きなニュースがない。11月22日の米国による北朝鮮の「テロ支援国家」再指定後も、北朝鮮は予想以上に静かだし、米中とも不気味な沈黙を守っている。こういう時の方が、何かが水面下で起きている可能性は高いのかもしれないが、筆者にはそれを知る術がない。 それよりも今週筆者が気になるのは… 全文を読む
今週は中国が北朝鮮に派遣した「特使」をめぐる報道が乱れ飛んでいる。中国共産党・習近平総書記の特使として訪朝したのは宋濤・党対外連絡部長。17日には崔竜海・朝鮮労働党副委員長と、18日には李洙墉・同党副委員長と会談したが、20日現在、金正恩委員長との面会は報じられていない。 気の早い向きは、… 全文を読む
ようやくトランプ氏のアジア歴訪が終わるが、事前の懸念は杞憂だった。先週一週間、トランプ氏は日本だけでなく、韓国、中国でも安全運転に徹した。政策スピーチはもちろん、共同記者会見でも用意されたテキストから逸脱することはなかった。これが本当のトランプ氏かって?そんなはずはないだろう。 案の定、先… 全文を読む
今週は日本でトランプ旋風が吹き荒れるかと思ったら、意外にも(と言っては失礼だが)、共同記者会見でトランプ氏は原稿を読み、日米同盟の絆に言及し、オバマ時代の戦略的忍耐政策の終焉を宣言するなど、安全運転に徹していた。 これに対し、安倍首相は、日米で今後取るべき方策、対北朝鮮圧力を最大限高めるこ… 全文を読む
先週24日、中国共産党党大会が終わった。今回のテーマは、「小康社会(ややゆとりある社会)の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な勝利をかち取ろう」だったそうだ。このスローガンを見て、1960年代と70年代初頭、日本全国の大学で見られた「立て看板」の文句を思い出した… 全文を読む
先週末の衆院選では自民党が追加公認を含め公示前と同じ284議席を獲得、29議席の公明党と合わせ313議席となり、与党で衆院の3分の2を維持した。一方、立憲民主党は15議席から55議席を獲得し野党第1党に躍進したのに対し、希望の党は50議席にとどまった。要するに、大山鳴動して鼠一匹ということ… 全文を読む
日本の総選挙以外で今週の最大関心事は、18日から始まる中国共産党の第19次全国代表大会、いわゆる党大会だろう。最近の党大会は5年に一度の開催で会期は数日間だろう。その後、新しい中央委員会の第一次全体会議(1中全会と呼ばれる)が開かれ、習近平総書記の二期目の指導部人事が決まる予定だ。 中国共… 全文を読む
今週の関心は3つ。巷では10月10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせ北朝鮮が新たな「軍事的挑発」を行う可能性が取り沙汰されている。だが、この種の「オオカミ少年」で一喜一憂するのはもう止めた方が良い。仮に何かを発射するとしても、北朝鮮が米軍の攻撃を誘発するような「挑発」を行うとは思えない。重要… 全文を読む