2017年外交・安保カレンダーの最近のブログ記事

日本の総選挙以外で今週の最大関心事は、18日から始まる中国共産党の第19次全国代表大会、いわゆる党大会だろう。最近の党大会は5年に一度の開催で会期は数日間だろう。その後、新しい中央委員会の第一次全体会議(1中全会と呼ばれる)が開かれ、習近平総書記の二期目の指導部人事が決まる予定だ。 中国共… 全文を読む
今週の関心は3つ。巷では10月10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせ北朝鮮が新たな「軍事的挑発」を行う可能性が取り沙汰されている。だが、この種の「オオカミ少年」で一喜一憂するのはもう止めた方が良い。仮に何かを発射するとしても、北朝鮮が米軍の攻撃を誘発するような「挑発」を行うとは思えない。重要… 全文を読む
今週筆者が最も気になったのは米国務長官の訪中だった。予想通り、北朝鮮問題で大きな進展はなかったようだ。米大統領は国務長官に「時間の無駄」だと伝え、長官は長官で大統領のツイート発言などが米国政府の基本的政策から逸脱しないよう、必死でバランスを取ろうとしている。驚くべきことだが・・。 考えてみ… 全文を読む
今週のハイライトは何といっても衆議院解散だろう。振り返ってみれば、昨年の伊勢志摩サミットに出席した7人の首脳の内、既に4人が職を離れている。最初がEU離脱で躓いたキャメロン英首相、オバマ大統領は任期満了だったが、同じく国民投票に失敗したレンツィ伊首相、再選を諦めたオランド仏大統領だ。 残っ… 全文を読む
今週は恒例の国連総会が始まる。トランプ氏にとってはこれが国連デビューだ。先ほどCNNがbreaking newsでトランプ氏の演説を生中継していた。確か、米国の国連総会演説は19日だったはず。一体何を喋るのかと思ったら、国連改革について用意された草案を読み上げていた。正直、これが全然面白く… 全文を読む
今週も日本では北朝鮮による6回目核実験の余波が続いたが、米国からの報道はカリブ海諸国から米国のフロリダ州を襲ったハリケーン被害の話ばかり。11日には国連安保理で新たな決議案が採決されるかもしれないというのに。やはり、世界中どこでも、国内災害ニュースが国際ニュースに優先するようだ。 現在報じ… 全文を読む
9月3日昼過ぎ、北朝鮮が第6回目の核実験を「強行」した。広島出張中だったこともあり、これまで以上に強い怒りを覚えた。しかし、核実験の実施自体は驚くに当たらない。先代の金正日時代は2006、09、13、16年とほぼ三年おきの実施だったが、正恩時代では既に三回目。明らかに計画は加速されている。… 全文を読む
9月1日にイスラム教の「犠牲祭(Eidul-Adha)」が始まる。イブラヒーム(アブラハム)が息子イスマイール(イシュマエル)を神への犠牲として捧げたことを記念する祝日だ。ヒジュラ暦12月10日から4日間続くが、同日はメッカ巡礼の最終日に当たる。多くのイスラム教徒は動物を生贄として捧げると… 全文を読む
8月18日、遂にスティーブ・バノン首席戦略官が公式にホワイトハウスを去った。バノン氏は既に事実上辞職していたが、12日のバージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義団体と反対派の衝突のため発表が遅れたという。これは日本にとって、世界にとって朗報なのか。筆者の見立てはこうだ。 まずは日本のメ… 全文を読む
先週も米国のトランプ氏に世界が振り回された。8月5日に全会一致で採択された安保理決議第2371号は、先週申し上げた通り、従来の制裁措置を強化し、北朝鮮との間のヒト、モノ、カネの流れを更に厳しく規制する内容だった。勿論完璧ではないが、一定の前進には違いなかろう。 普通ならここで北朝鮮の出方を… 全文を読む