2015年7月アーカイブ

今週の注目はトルコ外交だ。これまで米国主導の対シリア・イラク有志連合に一定の距離を保ってきたトルコが先週突如方針を変更、国内空軍基地の使用を有志連合に認めるとともに、自らイスラム国やクルド組織PKKに対し空爆を開始したという。 ちなみに、トルコはNATO条約第4条(加盟国が領土保全、政治的… 全文を読む
先週のイラン核交渉最終合意はイランの粘り勝ちに終わった。前回筆者は、「悪魔は詳細に宿る可能性が高い」と述べたが、どうやら詳細を見るまでもなく、米側は足元を見られてしまったらしい。オバマ政権の米国「実力以下」外交は今も健在だ。 先週欧州中銀総裁は「ギリシャがユーロ圏のメンバーであり続けること… 全文を読む
今週は不確実性の高い事象が盛り沢山だ。まずはイラン核交渉から。最近再び楽観論が浮上しているが、本当にそうなのか。ハーメネイ最高指導者は実質的最高権限を持っているのか。一方、IAEA査察の受け入れを革命防衛隊は甘受するのか。どうも胡散臭い。万一合意が成立しても、悪魔は詳細に宿る可能性が高いだ… 全文を読む
先週末はギリシャ国民投票で緊縮策反対派が事前予想を超える大差で勝利した。これこそ衆愚政治の典型だが、ギリシャ人の名誉のために申し上げる。彼らは決して怠け者ではない。少なくとも、地中海文明圏の水準で彼らは十分勤勉である。 問題は地中海と北欧州では基準が異なることだ。そもそも産業革命がなければ… 全文を読む
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