2011年6月アーカイブ

 6月8日、防衛省は在日本アメリカ大使館職員の木村綾子女史をキャリア職員として採用する人事発令を出した。大臣官房の参事官、課長クラスとしての採用だという。彼女と同い年の防衛省のキャリア官僚はまだ課長の2歩手前なので、2階級特進である。  これまでベテランのジャーナリストの方が外務省で報道官… 全文を読む
 先週はシンガポールに出張したため、コメントはお休みさせて頂いた。シンガポールでは5月の総選挙で野党が予想外に躍進し、リー・クアンユー顧問相らが辞任した。  2月に拡大した中東での騒乱が、中国にではなく、シンガポールに波及したとも言えないこともない。「民主主義を与えずに経済的繁栄を実現する… 全文を読む
 6月12日に発表された日米安全保障協議委員会(2プラス2)共同発表は、民主党政権が成立して初めての日米安全保障体制に関する本格的な共同文書となった。東日本大震災では、海外から実に160カ国以上が日本に対する支援を行ったが、「人員2万名以上、艦船約20隻、航空機約160機を投入(最大時)」… 全文を読む
 いつもの通り、今週予想される動きと留意点を取り纏めました。今週は私のコメントは無く、世界の主要な日程のみの掲載となります。これらは「事前予想」ではなく、あくまで研究者としての「心構え」です(出典は本邦日刊全国紙・通信社、外務省、ジェトロなど、個人の責任で集めたものです)。 19-21日 … 全文を読む
 今週はロシアのプーチン首相とドイツのメルケル首相がジュネーブで密談するという噂が流れているらしい。議題は欧州・ロシア外交安保評議会の設置の件だそうだ。欧州はドイツとロシアの連携に敏感である。  両国が密談すると「よからぬこと」が起きるという歴史的な教訓があるからかもしれない。今のドイツは… 全文を読む
 シンガポールでは毎年6月初旬になると、市内屈指の有名ホテル・シャングリラホテルで物々しい警備が敷かれる。英国際戦略問題研究所(IISS)の主催するアジア安保会議「シャングリラ・ダイアローグ」に、アジア太平洋諸国から国防大臣が集うからである。ボールルームでの華やかな全体セッションの裏では、… 全文を読む
 遂にイエメン情勢が動き始めた。サーレハ大統領は負傷治療を理由にサウジに入国したが、このまま亡命となる可能性が高いのではないか。同大統領には悪いが、米国もサウジも、彼を帰国させるつもりは恐らくないだろう。  同大統領の親族はまだイエメンで戦う気だろうが、今や全ての鍵はイエメン国軍が握ってい… 全文を読む
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