今年も8月15日が近づいてきた。日本では終戦記念日だが、実態は敗戦73周年である。しかも、正式の戦争状態終結、すなわち休戦・停戦は1945年9月2日に署名された「降伏文書」によって最終的に確定したはずだ。どうやら今も日本では公式な法的関係確定より、ポツダム宣言受諾が発表された玉音放送の方が重要らしい。

それでは昨年ここで何を書いたか調べてみたら、昨年8月12日に起きた事件、すなわちシャーロッツビルで白人至上主義団体と反対派が衝突し、1人が死亡した事件を取り上げている。 当時トランプ氏は最後まで白人至上主義の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)やネオナチを名指しで批判せず、厳しく批判された経緯がある。

だからだろうか。今年はホワイトハウス前で白人至上主義団体が15人でミニ集会を開催した。対する反対派のデモには数千人が集まったという。白人至上主義者の指導者は「白人は偉大だ。白人は米国で少数派になってきており、大きな差別に直面している。白人にも立ち上がる権利がある」と述べたそうな。何と身勝手なことか!

今週もう一つ筆者が関心を持つのは最近のサウジアラビアとカナダの大喧嘩だ。8月2日、カナダ外務省はサウジで女性・人権活動家の逮捕が続いていることに「深い懸念」を表明し、「直ちに釈放するよう求める」とツイートした。これに対し、サウジアラビア外務省は5日、カナダが「公然と内政に干渉した」と批判し大騒ぎになったのだ。

サウジは駐サウジ・カナダ大使の追放と駐カナダ・サウジ大使の召還を発表するとともに、「直ちに釈放せよ」というカナダの物言いは受け入れ難いと激怒、新規の貿易・投資を凍結し、更なる対抗措置を取る権利を留保すると述べている。それにしてもバカバカしい。カナダも、サウジも、更に米国も、いい加減にしろと言いたいぐらいだ。

要するに皆無責任に勝手なことを言っているだけ。彼らもネオナチも「同じ穴のムジナ」ということか。ちなみに「同じ穴のムジナ」なる表現は英語で「birds of a feather」という。この表現が否定的な意味で使われたのは1876年に英国で出版された政治小説が最初らしい。今週のJapan Timesにこのテーマでコラムを書いた。ご参考まで

話を終戦記念日に戻そう。毎年8月15日になると、いつも戦争のことを考える。松尾芭蕉が奥の細道の終点で詠んだとされる句が、「夏草や兵どもが夢の跡」だ。恐らく平泉あたりで、三代の栄華を誇った藤原が蝦夷の攻撃を受けたことを念頭に、戦いの儚さを込めたのだろう。

この句の意味については、ネット上で、「優れた忠義な家来たちが高館にこもり功名を競ったが、それも一時の夢と消え、今では草が生い茂るばかりだ」などと解説されている。確かに、そうだ。争いや戦いはどんなに大義名分があろうと、時間が経てば「一時の夢」と消えるのである。

「日米戦争」然り、また「米ソ冷戦」も然りだ。されば現在進行形の対立も同様なのだろう。この点で特に気になっているのが最近のトルコ・リラの暴落である。トルコではクーデター騒ぎで米国人牧師が拘束されており、トランプ政権は「釈放しなければ経済制裁」などという荒っぽいやり方でトルコに圧力をかけている。

それにしても、エルドアン大統領は頑張っている。天下のトランプを敵に回し、圧力に屈しない指導者を演じているからだ。しかし、トルコ経済は彼が思うほど強靭ではなかった。トルコは曲がりなりにもNATO、OECD加盟国であり、基本的には自由主義体制なのだが、下手に自由な国である分、強権政治をやれば、その反動も大きい。

エルドアン大統領は国民にリラ防衛の協力を求めたが、トルコ国民はその訴えを事実上無視。リラは減価が続いている。今回の事件は、ロシアであれ、イランであれ、更には中国ですら、米国と本気で対決しようものなら、それ相応の犠牲を払う必要があることを示している。所詮、これも「兵どもの夢の跡」なのだが・・・。

世界各地とも事実上お休みなのだろうか。特記事項は少ない。今週はこのくらいにしておこう。

7月30日-9月14日 ジュネーブ軍縮会議 第3部(ジュネーブ)
12-19日 河野外務大臣がエクアドル、ペルー、コロンビア及びメキシコを訪問
13-14日 露・ラブロフ外相がトルコを訪問
14日 中国7月固定資産投資、社会小売品販売総額発表
14日 米国連邦議会予備選挙(コネチカット、ミネソタ、バーモント、ウィスコンシン)
14日 香港民族党代表が講演(香港)
14-17日 中国の楊政治局員がround of China-Russia strategic security consultationに参加(ロシア)
15日 米国7月小売売上高統計発表
15日 パラグアイ大統領就任式に谷特派大使を派遣
15日 韓国・光復節(北朝鮮・解放記念日)
15日か16日 ロシア1-7月鉱工業生産指数発表
16日 マレーシア裁判所が北朝鮮の金正男氏殺害の実行犯に公判続行の是非判断
16-22日 北方四島での共同経済活動に関する調査団の現地調査
17日 EU7月CPI発表
17日 ファルコン9(Telstar18 VANTAGE)打ち上げ(ケープカナベラル空軍基地)
19日 シンガポール首相、独立記念演説(ナショナルデー・ラリー)

【来週の予定】
20-24日 APEC鉱業相会合(パプアニューギニア・ポートモレスビー)
20-24日 武器貿易条約第4回締約国会議(CSP4)
20-26日 韓国と北朝鮮の離散家族再会行事(北朝鮮南東部・金剛山)
21日 米国連邦議会予備選挙(アラスカ、ワイオミング)
22日 メキシコ6月小売・卸売販売指数発表
22日 ヴェガ(ADM Aelous)の打ち上げ(仏領ギアナ基地)
23日か24日 ロシア上半期貿易統計発表
23-24日 G20デジタル経済相会合(アルゼンチン・サルタ)
23-25日 米ジャクソンホール会合(ワイオミング州ジャクソンホール)
24日か27日 ロシア7月雇用統計発表
24日 メキシコ第2四半期GDP発表
24日 ソウル高裁が賄賂事件で朴槿恵韓国前大統領に判決
26日 香川県知事選
26日-9月2日 第50回ASEAN経済相会合、第6回RCEP閣僚会合

(宮家邦彦 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)

2018年8月14日(火) | [ ]

あの「歴史的」な米朝首脳会談から2カ月経ったが、北朝鮮非核化問題の進展はあまり芳しくない。筆者の周辺では、今回の首脳会談を北東アジア和平の「重要な第一歩」などと礼賛するばかりか、「鉄は熱い内に打て」とばかり、日本も対北朝鮮政策を変更すべしなどという意見すらあった。

しかし、本当に北朝鮮の「鉄」は「熱かった」のだろうか、そもそも打つべき「鉄」はあったのか、「鉄」よりも打つ「ハンマー」の方が先に熱くなってしまったのではないか。こんなことをジャパンタイムスの英語コラムに書いてみた。ご関心の向きはご覧頂きたい。

6月12日の米朝首脳会議直後、筆者は米朝交渉をボクシングに例えた上で、1Rは北朝鮮の粘り勝ちだが、2R目は未知数と書いた。しかし、今振り返ってみると、2Rはまだ始まっていない気がする。そもそもリング上では何も起きていないのではないのか。こんなことで3Rは始まるのか。北朝鮮の意図を改めて推測しよう。

北朝鮮には非核化する気が全くないとまで言い切る自信はないが、少なくとも「北朝鮮の核兵器と開発計画の廃棄」なるものは最後の切り札として、交渉の最終段階まで温存する可能性が高いのではないか。北にとってトランプ氏のような交渉相手は飛んで火に入る夏の虫であり、最後まで利用することは間違いなかろう。

政治的に見れば、トランプ氏は中間選挙まで北朝鮮との交渉について失敗を認めることができない。あくまで成功していると言い続けるしかないだろう。そのような状況の下で北朝鮮が「切り札」を温存するには、飴と鞭が必要だ。米兵士の遺骨返還は飴であり、ミサイル開発報道は鞭を象徴している。こうした傾向は当面続くだろう。

トランプ政権内の温度差が大きくなりつつあることも気になる。これは北朝鮮だけでなく、対ロシア政策についても同様だ。北朝鮮の「段階的」「同時進行」を重視する交渉態度についてトランプ氏以外の米政府関係者は苦々しく思っていることだろう。交渉の最大の障害はトランプ氏自身であり、それは米国内政とも密接な関連がある。

日本は北朝鮮にどう向き合うべきか、とよく聞かれるが、日本は何が起きても動揺せず、「最大限の圧力」という今の立場を続けるべきだ。拉致問題進展のチャンスは必ず来る。それまでは北と接触を続け対話の可能性を探るしかない。米朝交渉が停滞すれば、北朝鮮の優先順位も変わる。中間選挙後にまた動きがある筈だ。

北は今後も核弾頭とミサイルの全ての面で秘密裏に開発計画を維持する可能性が高い。小型化、高性能化を進めると同時に、米との和平交渉を模索するだろう。これを止めるためには幾つか条件がある。米国には戦略的判断ミスを行わないよう働きかけ、中国には北に対する圧力を継続させ、韓国には前のめりの危険を諭す。

言うは簡単だが実行は難しいだろうが・・・。

〇欧州・ロシア
西欧は今週も本格的夏休みで特記すべき事項はない。

〇中東・アフリカ
7日に米国の対イラン制裁が強化される。第1弾は自動車や鉄鋼などだが、11月には第2弾となる石油や金融の猶予期間も終わるという。その後もイランと取引を続けた企業には制裁金や米国での商業活動禁止が課される恐れがあるという。イラン国内が騒がしくなりつつある今、イラン内政の動きが最も気になるところだ。

〇東アジア・大洋州
今週は日露2+2がモスクワで、ASEAN外相関係の一連の会議がシンガポールでそれぞれ開かれるのが目玉だ。これ以外では、31日に朝鮮半島で南北軍当局が将軍レベルの会合を行うという。先週23日の南北朝鮮卓球・射撃競技会閉幕、24日の南北鉄道線路共同検査に続き、南北接触だけが続いている。不思議な世界だ。

〇南北アメリカ
トランプ氏は2016年米大統領選中に長男がロシア人弁護士と秘密裏に面会した目的はクリントン民主党候補に不利な情報を得るためだったと認めたそうだ。あれあれ、以前はロシアの法律について話しただけと言っていたのに・・・。「完全に合法」だと主張するが、これがトランプ陣営とロシアとの合作でなくて何なのか?
ベネズエラで大統領の演説中に爆発物を積んだドローンにより少なくとも1回の爆発が発生。同国政府は大統領暗殺が目的と断定したそうだ。犯行はコロンビアやベネズエラ亡命者が多く住む米フロリダ州との関係が疑われる右派勢力との見方だが、大統領暗殺計画にしてはお粗末ではないか。

〇インド亜大陸
4日からインドの対外関係相がキルギスとウズベキスタンを訪問する。16世紀初頭から北インド、17世紀末から18世紀初頭にはインド南端部を除くインド亜大陸を支配し、19世紀後半まで存続したムガル帝国の起源は中央アジアだったことを知れば、こうしたインドの動きもより深く理解できるだろう。今週はこのくらいにしておこう。

7月30日-8月8日 河野外務大臣がロシア、シンガポール、ミヤンマー及びバングラデシュ訪問
7月30日-9月14日 ジュネーブ軍縮会議 第3部(ジュネーブ)
2-11日 堀井外務大臣政務官が豪、トンガ、クック諸島、フィジー、キリバス及びマーシャル諸島を訪問
2-12日 Gaikindo Indonesia International Auto Show(GIIAS)2018
5-6日 佐藤外務副大臣がエリトリアを訪問
6日 広島原爆の日
6日か7日 ロシア7月消費者物価指数(CPI)発表
6-10日 第21回人権理事会諮問委員会(ジュネーブ)
7日 米国連邦議会予備選挙(カンザス、ミシガン、ミズーリ、ワシントン)
7日 コロンビア新大統領就任式
7日 ファルコン9(インドネシアの通信衛星Merah)打ち上げ(ケープカナベラル空軍基地)
7-9日 グテーレス国連事務総長が訪日
8日 中国7月貿易統計発表
8日 タイ銀行金融政策委員会
8日 ブラジル7月拡大消費者物価指数(IPCA)発表
8日 バングラデシュ・アリー外相がミヤンマーを訪問
8-10日 Vietnam Manufacturing Expo 2018
9日 メキシコ7月CPI発表
9日 中国7月CPI、PPI発表
9日 長崎原爆の日
9日 河野外務大臣とグテーレス国連事務総長が会談(長崎市)
9日 河野外務大臣及びグテーレス国連事務総長が長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席(長崎市)
10日 インド6月鉱工業生産指数発表
10日 メキシコ6月鉱工業生産指数発表
10日 ブラジル6月月間小売り調査発表
10日 米国7月CPI発表
10日 日韓文化・人的交流推進に向けた有識者会合の開催(外務省) 
10日 インドネシア大統領選 候補者登録締め切り
11日 米国連邦議会予備選挙(ハワイ)
11日 デルタVIヘビー(太陽観測衛星パーカー・ソーラー・プローブ)打ち上げ(ケネディ宇宙センター)
12日 第5回カスピ海沿岸諸国首脳会議(カザフスタン・アクタウ)
12日 マリ大統領選挙(第二回投票)

【来週の予定】
14日 中国7月固定資産投資、社会小売品販売総額発表
14日 米国連邦議会予備選挙(コネチカット、ミネソタ、バーモント、ウィスコンシン)
15日 米国7月小売売上高統計発表
15日 パラグアイ大統領就任式
15日 韓国・光復節(北朝鮮・解放記念日)
15日か16日 ロシア1-7月鉱工業生産指数発表
16日 マレーシア裁判所が北朝鮮の金正男氏殺害の実行犯に公判続行の是非判断
17日 ユーロスタット、7月CPI発表
17日 ファルコン9(Telstar18 VANTAGE)打ち上げ(ケープカナベラル空軍基地)
19日 シンガポール首相、独立記念演説(ナショナルデー・ラリー)

(宮家邦彦 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)

2018年8月 7日(火) | [ ]

今週は那覇でこの原稿を書いている。今年沖縄に来るのは3月以来二度目、今回は地元経済団体の集まりで話す機会を頂いたのだ。これまでは普天間や名護といった在沖米軍関係施設やリゾート施設を訪れる機会が多かったが、今回は那覇市内で沖縄経済界トップから直接話を聞くことができた。

沖縄経済は好調だ。成長率は高く、人口も140万に増えている。東京、大阪、名古屋といった大都市圏以外ではダントツだ。最近九州のある銀行が沖縄に支店を二つも作ったそうだ。本土の地方で人口が減少する中、沖縄で優良な顧客を集めようとしているという。実に象徴的な話ではないか。

理由は幾つかある。知りたければ那覇市中心部の国際通りを歩けばよい。筆者が外務省を辞めた13年前、当時の那覇は日米安保条約課長だった20年前とあまり変わらなかったが、今や沖縄は外国人旅行者で溢れている。昔県庁は外国人旅行者10万人誘致を計画したそうだが、今は一年に300万人来るそうだ。

確かに空港から市内に入る際、港に大型客船が停泊しているのが見えた。過去5年ほどはこうした客船と格安航空便と円安が追い風となり、県内では観光を中心にサービス産業が活況を呈している。しかも、沖縄ではIT産業も成長している。そういえば、那覇中心部の地価上昇率が日本一という話を思い出した。

沖縄に思い入れの強い筆者にはこれほど嬉しいことはない。講演では今日の沖縄経済の発展は沖縄県民の努力に加え、日本を取り巻く経済情勢、中国経済の発展、地域の安保バランスなど全ての環境が安定するからこそ実現したものであり、今後も安定した環境を維持することが沖縄の「大戦略」だと述べた。

今週は欧米諸国が夏休みに入ったのか、あまり大きなイベントがないので、久しぶりに日本外交に焦点を当てたい。7月30日から8月8日までの10日間、河野太郎外相が長期出張するという。訪問先はモスクワ、シンガポール、ミャンマーのネーピードー、バングラデシュのダッカだそうだ。ご苦労様である。

モスクワでは目玉は日露外務・防衛閣僚協議(「2+2」)、シンガポールでは日・ASEAN外相会議、ASEAN+3(日中韓)外相会議、東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議、ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合に出席する。ミャンマーではスー・チー国家最高顧問兼外相と、ダッカではバングラ外相と会談する。

河野外相といえば、外遊用に「外相専用機」を「おねだり」したなどと揶揄されたが、筆者は同情的だ。G7など主要国の外相なら専用機を持っても決して不思議ではない。しかも日本のように閣僚を「安売りする」国では、外相の外国出張に使える時間が極端に少なくなる。専用機を考えるのは当然だろう。

確かにカネはかかる。それが駄目というなら、総理大臣以下閣僚の「働き方」改革が必要だ。そもそも、今の国会審議は何だ。50年前とちっとも変っていない。予算委員会の総括(的)質疑では質問の有無にかかわらず全閣僚が出席を強いられる。こんな「田舎議会」の風習を改めない国会こそ改革が必要だ。

〇欧州・ロシア
どうやら西欧は本格的夏休みに入ったようだ。特記すべき事項はない。

〇中東・アフリカ
欧州方面ではロシアだけが仕事をしている。今週ソチでイランとトルコの代表を集め会談を行うらしい。当然議題はシリアだ。同国をめぐるイスラエルとイランとの対立が更にエスカレートしており、協議が必要になったのかもしれない。これに比べると米国の動きには戦略性が感じられない。まあ、トランプ政権では無理なのだろうが。

〇東アジア・大洋州
今週は日露2+2がモスクワで、ASEAN外相関係の一連の会議がシンガポールでそれぞれ開かれるのが目玉だ。これ以外では、31日に朝鮮半島で南北軍当局が将軍レベルの会合を行うという。先週23日の南北朝鮮卓球・射撃競技会閉幕、24日の南北鉄道線路共同検査に続き、南北接触だけが続いている。不思議な世界だ。

〇南北アメリカ
先週もトランプ氏の元個人弁護士がCNNなど「フェイクニュース」の話題を独占している。先々週この弁護士はトランプ氏との会話の録音テープの内容を暴露したが、先週は更に、トランプ氏が「2016年6月のトランプタワーでの息子や義理の息子のロシア人弁護士との会合の内容を事前に承知・承認していた」と言い出したのだ。
この話が本当だとすれば、トランプ氏が繰り返し「ロシアとの共謀はない」と主張してきた根拠が根底から崩れることになる。トランプ氏にとっては大きな痛手となる可能性が高い。当然、トランプ陣営は全面否定だが、元個人弁護士はモラー特別検察官に証言するとまで言っている。ますますウォーターゲート事件に似てきた気がするが・・・。

〇インド亜大陸
パキスタンの総選挙で野党第2党だったパキスタン正義運動(PTI)が115議席を獲得し第1党となった。与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)が64議席だから大勝利だ。今後連立工作を急ぎ早期の政権発足をめざすという。今週はこのくらいにしておこう。

24-31日 対日理解促進交流プログラム・米国の高校生96人が訪日
27-30日 欧州議会委員会会議(ブリュッセル)
29-8月2日 マルタ共和国・ムスカット首相が訪日
29-8月2日 対日理解促進交流プログラム・第25回日韓高校生交流キャンプで韓国の高校生が来日(広島)
30日 米・イタリア首脳会談(ワシントン)
30日 英・ハント外相が訪中
30日 ジンバブエ大統領及び総選挙
30日 コモロ国民投票
30日- 「国連アフリカ施設部隊早期展開プロジェクト 第6回訓練開始」
30-8月8日 河野外務大臣がロシア、シンガポール、ミャンマー及びバングラデシュ訪問
30-9月14日 ジュネーブ軍縮会議 第3部(ジュネーブ)
31日 日露外相会談及び日露外務・防衛閣僚協議(「2+2」)
31日 米6月個人消費支出(PCE)発表
31日 EU第2四半期GDP発表、6月失業率発表
31日 ブラジル6月全国家計サンプル調査発表
31日 ブラジル中銀、Copom
31日 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)・中部アフリカ諸国経済共同体(ECCAS)「地域における平和・安全」首脳会議(トーゴ)
31-8月1日 米国FOMC
31-8月2日 自民党二階派夏期研修会をソウルで開催
8月1日 ブラジル中銀、Copom
2日 日・ASEAN外相会議(シンガポール)
2日 ブラジル6月鉱工業生産指数発表
2日 米国連邦議会予備選挙(テネシー)
3日 日・メコン外相会議(シンガポール)
3日 米国6月貿易統計、7月雇用統計発表
4日 ASEAN+日中韓外相会議、東アジアサミット外相会議及びARF閣僚会合(シンガポール)
4日 南北、離散家族再会行事の参加者リスト交換
4日 ファルコン9(インドネシアの通信衛星Merah)打ち上げ(ケープカナベラル空軍基地)


【来週の予定】
6日か7日 ロシア7月CPI発表
7日 米国連邦議会予備選挙(カンザス、ミシガン、ミズーリ、ワシントン)
7日 コロンビア新大統領就任
8日 中国7月貿易統計発表
8日 ブラジル7月IPCA発表
9日 中国7月CPI、PPI発表
9日 メキシコ7月CPI発表
10日 メキシコ6月鉱工業生産指数発表
10日 ブラジル6月月間小売り調査発表
10日 インド6月鉱工業生産指数発表
10日 米国7月CPI発表
10日 日韓文化・人的交流推進に向けた有識者会合の開催(外務省) 
11日 米国連邦議会予備選挙(ハワイ)
11日 デルタVIヘビー(太陽観測衛星パーカー・ソーラー・プローブ)打ち上げ(ケネディ宇宙センター)
12日 第5回カスピ海沿岸諸国首脳会議(カザフスタン・アクタウ)

(宮家邦彦 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)

2018年7月31日(火) | [ ]

今週は、このコラムにしては珍しく、中国内政に関する「噂話」を真正面から取り上げる。理由は、ゴシップの中身もさることながら、この程度のことを大々的に報じるいい加減な中国関連記事が日本は勿論、世界にも少なくないからだ。最近はトランプ氏、金正恩氏、プーチン氏による田舎芝居の影で中国の出番がなかったからだろうか。

まずは事実関係と噂の内容のみを可能な限り客観的に述べよう。

●7月4日朝、上海で若い女性が「習近平の独裁的専制的暴政に反対する」などと述べながら、市内の看板上の習近平の顔に墨汁をかけ、その後拘束された。
●7月9日と15日付人民日報の一面に「習近平」の文字がなかった。12日には北京の警察が「習近平の写真・画像やポスターおよび宣伝品」を撤去するよう通知した。
●最近、党内序列五位の王滬寧政治局常務委員・党中央書記処常務書記の動静が確認できなくなり、失脚が噂されている。 
●香港メディアによれば、江沢民・胡錦濤・朱鎔基ら党長老が習近平への個人崇拝に不満を抱き、政治局拡大会議を開いて習近平を失脚させる動きがある。

他にもあるが、もう十分だろう。これだけの事実と噂話だけで中国専門家の一部は実に尤もらしい解説をやってのける。大したものだ。習近平氏の権力集中と個人崇拝に対する不満が、民主活動家だけでなく、党長老や国営メディア関係者の間にも高まりつつあり、習近平派の要人や習近平氏自身も失脚した可能性があるのだという。

本当かね?確か習近平氏は現在外遊中、帰国後は避暑地・北戴河で毎年恒例の共産党幹部非公式会議に臨むはずだ。よく考えてみたら、毎年「北戴河会議」の前後はこの種の面白可笑しい噂が氾濫する時期でもある。中国に限らないことだが、ある国の内政分析には公開情報をじっくりと読み込み努力が不可欠だと痛感する。

公開情報という点なら、今週は次の誇り高き男同士の(およそ大人気ない)公開舌戦も実に興味深かった。主役はトランプ氏とイランのロウハニ大統領。現在米国はイランに対する攻勢を強めており、22日にはポンペイオ国務長官が亡命イラン人の前で政治・経済面などで対イラン圧力を強化すると演説している。ここからが面白い。

同日、ロウハニ大統領は「米国は・・・イランとの戦争があらゆる戦争の母となることを知るべきだ。君らはイランの安全と利益に反してイラン国民を扇動する立場にはない。America should know that ...war with Iran is the mother of all wars. You are not in a position to incite the Iranian nation against Iran's security and interests」などと述べ、「虎の尾を踏むな」と米国を強く批判、ホルムズ海峡の封鎖まで示唆した。

これに対し、トランプ氏はこうツイートした。「イランのロウハニ大統領へ:努々(ゆめゆめ)米国を再び脅迫などするなよ。さもないと歴史上殆ど誰も被ったことのない結果になるぞ・・・。気を付けろ!(To Iranian President Rouhani: NEVER, EVER THREATEN THE UNITED STATES AGAIN OR YOU WILL SUFFER CONSEQUENCES THE LIKES OF WHICH FEW THROUGHOUT HISTORY HAVE EVER SUFFERED BEFORE......BE CAUTIOUS!)

実に品のない言葉の応酬だが、下品な米国人と誇り高きイラン人による「言葉のボクシング」、皆さんはどちらのパンチがより優れていると思われるだろうか。個人的に筆者はwar with Iran is the mother of all warsという表現が気に入っている。恐らくペルシャ語の慣用句なのだろう。流石はイラン、ではないだろうか。

〇欧州・ロシア
どうやら西欧は夏休みに入りつつあるようだ。目ぼしいところでは26日に仏大統領がスペインを訪問することと、同日にドイツで欧州各国中央銀行の会議が予定されていることぐらい。東欧もほぼ同様で、例外は28日から8月11日までロシア、中国、イランなどが主催する国際陸軍ゲーム大会、今年は27カ国が参加するという。

〇中東・アフリカ
シリアをめぐりイスラエルとイランとの対立が顕在化しつつあるが、24日には国連安保理でパレスチナ問題の公開討論が行われる。但し、中東現地では、冒頭ご紹介したイランと米国間の舌戦以外にあまり大きなニュースがない。一方、アフリカでは、今週韓国首相のタンザニア訪問とインド首相のルワンダ、ウガンダ訪問が予定され、25-27日にはBRICS首脳会議が南アフリカのヨハネスブルクで開催される。

〇東アジア・大洋州
23日に南北朝鮮の卓球・射撃競技会が閉幕し、24日には南北で鉄道線路の共同検査を行うという。北朝鮮が非核化問題で全く動きを見せない中で、南北だけが動いているのは異様に見えるのだが、ご本人たちはそう思っていないようだ。27日に本来なら北朝鮮が米兵の遺体を返還する予定だったが、一体どうなるのだろう。

〇南北アメリカ
今米国でちょっとした騒ぎになっているのはトランプ氏の元個人弁護士の動きだ。この弁護士はトランプ氏と例のポルノ女優や元プレイメイトとの情事に関する口止め料支払いを仕切った男だ。3月初頭に事務所が家宅捜索されたのだが、何とそこでトランプ氏との電話会話の録音テープが出てきたのだという。これは面白い。
ウォーターゲート事件とは異なり、これまでトランプ氏のスキャンダルでは録音テープがなかったので、ようやく出てきたかという感じだ。トランプ氏は「彼が録音するとは思いもしなかった」と述べたそうだが、筆者だったら必ず録音するだろう。トランプ氏の朝令暮改は有名だから、録音でもしておかないと大火傷しかねないからだ。

〇インド亜大陸
25日にパキスタンで総選挙がある。内容次第では来週取り上げよう。今週はこのくらいにしておこう。

2-27日 自由権規約人権委員会 第123回会合(ジュネーブ)
17-27日 第23回東アジア地域包括的経済連鎖(RCEP)交渉会合の開催
21-27日 中根外務副大臣が英国、キプロス、ギリシャ及びフランス訪問
22-29日 岡本外務大臣政務官がメキシコ及びグレナダ訪問
23日か24日 ロシア1-5月貿易統計発表
23-25日 伊達参院議長がロシアを訪問
23-26日 APECビジネス諮問委員会(マレーシア・クアラルンプール)
23-27日 国連人権理事会 ワーキンググループ(ニューヨーク)
23-27日 大島衆院議長が中国を訪問
24日 EU経済・財務相(ECOFIN)理事会(ブリュッセル)
24-25日 国連経済社会理事会(ECOSOC)実質会期(ニューヨーク)
24-26日 我が国主催PSI海上阻止訓練「Pacific Shield18」の実施
25日 パキスタン総選挙
25日 メキシコ5月小売・卸売販売指数発表
25日 ODAに関する有識者懇談会の開催・第1回会合
25日 ファルコン9(イリジウム・ネクスト10機)打ち上げ(ヴァンデンバーグ空軍基地)
25日 アリアン5(航法測位衛星ガリレオシリーズ4機)打ち上げ(仏領ギアナ基地)
25日か26日 ロシア6月雇用統計発表
25-27日 BRICS首脳会議(南アフリカ共和国・ヨハネスブルク)
26日 欧州中央銀行(ECB)政策理事会(金融政策、フランクフルト)
26日 国連経済社会理事会(ECOSOC)組織会期(ニューヨーク)
26日 メキシコ6月雇用統計発表
26-27日 WTO一般理事会(スイス・ジュネーブ)
27日 メキシコ6月貿易統計発表
27日 ロシア中央銀行理事会
27日 米国第2四半期GDP(速報値)発表
27日 朝鮮戦争休戦協定締結65周年
27-28日 G20農業相会合(ブエノスアイレス)
27-30日 欧州議会委員会会議(ブリュッセル)
29日 カンボジア国政選挙
29日 マリ大統領選挙
29日 和歌山市長選挙

【来週の予定】
30日 ジンバブエ大統領及び総選挙
30日 コモロ国民投票
30日- 「国連アフリカ施設部隊早期展開プロジェクト 第6回訓練開始」
30-9月14日 ジュネーブ軍縮会議 第3部(ジュネーブ)
31日 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)・中部アフリカ諸国経済共同体(ECCAS)「地域における平和・安全」首脳会議(トーゴ)
31日 米6月個人消費支出(PCE)発表
31日 EU第2四半期GDP発表
31日 EU6月失業率発表
31日 ブラジル6月全国家計サンプル調査発表
31日 ブラジル中銀、Copom
31日-8月1日 米国FOMC
1日 ブラジル中銀、Copom
2日 ブラジル6月鉱工業生産指数発表
2日 米国連邦議会予備選挙(テネシー)
2日 ファルコン9(インドネシアの通信衛星Merah)打ち上げ(ケープカナベラル空軍基地)
3日 米国6月貿易統計、7月雇用統計発表

(宮家邦彦 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)

2018年7月24日(火) | [ ]

今週は内容を急遽変更したため掲載が遅れてしまった。心からお詫び申し上げたい。理由は簡単、昨晩というか、今朝未明にあった米露首脳会談の共同記者会見を見て考えを変え、全文を書き直したためである。先週はポンペイオ米国務長官の話を取り上げたが、今週はそれより酷い話を取り上げざるを得ないだろう。ちなみに今週は札幌行き全日空便から送っている。便利になったものだ。

昨夜から今朝未明に至るCNNの報道は常軌を逸していた。トランプ氏のパーフォーマンスはdisastrous、史上最悪、disgraceful、米大統領プーチンの軍門に下る、などといった煽情的報道ばかり。トランプ氏が2016年の大統領選挙でロシアが介入したとの米情報機関の判断を無視し、プーチンに強く抗議しなかったというのが理由だ。

今回のトランプ氏の言動は信じ難いものが少なくなかった。ブラッセルでNATO年次首脳会議直前にNATOの要であるドイツ首相を辱め、イギリスでは反トランプデモの嵐が吹き荒れるロンドンを意図的に回避し、フィンランドで米露首脳会談で多くの欧州同盟国首脳を立腹させたのは、他ならぬトランプ氏自身だったのだから。

確かに、今回ほど米国の現職大統領がお粗末に見えたことはちょっと記憶にない。昔日本にも「宇宙から来た」内閣総理大臣がおられたが、彼を100倍悪くして米国大統領にしたのがトランプ氏だといえば、米国エリート層の何ともやり切れない気持ちがご理解いただけるかもしれない。

とにかく今回明らかになったことは、今更ではあるが、トランプ氏が少なくとも北米・欧州同盟の機能維持に殆ど関心を有していないという事実だ。トランプ氏の米国はこれまで欧州主要国の指導者が慣れ親しんできた、「アロガントだが、普遍的価値については妥協しない、頼もしい」米国ではない。彼らの恐れは今回的中したのである。

トランプ氏の米国は最早、現状維持勢力ではない。現状破壊者とまではいわないが、これまで欧米のエリート層が育て守ってきた「自由で開かれた国際・国内秩序」(トランプ陣営ではこれを『ディープステート』と呼ぶ)を忌み嫌い、これに常に反発するという意味では、むしろ中露の発想に近いのかもしれない。

筆者が最も残念に思うことは、トランプ政権の外交安全保障チームの惨状だ。先週はポンペイオ氏を「本来保守強硬派ながら、北朝鮮の理不尽な態度に席を立つことも出来ない哀れな国務長官」などと失礼なことを書いたが、今週はトランプ氏の「殿ご乱心」を諫め修正すべき彼ら全員に、「君たちは一体何をしているのか」と言いたい。

これまで多くの前任者が正論を吐いて更迭されてきたことは事実だ。しかし、今彼ら、すなわちポンペイオ国務長官、ボルトンNSC補佐官、マティス国防長官以下、が声を上げなかったら、米国外交は間違いなく誤った方向に動き始め、後戻りが出来なくなる恐れがある。心ある識者であれば十分ご理解いただけるだろう。

もちろん、彼らからすれば、「そんなことは判っている」のだが、それを言ってしまえば、「いずれ更迭される」という恐ろしいジレンマがある。さて、読者の皆さんがポンペイオ、ボルトン、マティス各氏だったら、如何に振舞うだろうか。そもそも、こんな仕事を受けたのが間違いだったのではないか。やはり筆者はまっぴらご免である。

今週はこのくらいにしておこう。

2-27日 自由権規約人権委員会 第123回会合(ジュネーブ)
10-19日 対日理解促進交流プログラム・韓国青年訪日団(第1団)が訪日
11-17日 岡本外務大臣政務官が米国訪問
15-17日 中根外務副大臣がウズベキスタンを訪問
16日 EU外相理事会(ブリュッセル)
16日 米露首脳会談(ヘルシンキ)
16日 米国6月小売売上高統計発表
16日 EU農水相理事会(ブリュッセル)
16日 中国第2四半期経済指標(GDP、CPI、固定資産投資、社会小売品販売総額など)発表
16日か17日 ロシア上半期鉱工業生産指数発表
16-17日 EU競争担当相理事会 非公式会合
16-17日 オバマ元大統領がケニアを訪問
16-19日 国連経済社会理事会(ECOSOC)実質会期(ニューヨーク)
16-20日 国連人権理事会 ワーキンググループ(ニューヨーク)
17日 安倍首相とEUユンケル欧州委員長が会談し、日本とEUの経済連携協定(EPA)署名式(東京)
17日 EU基本条約第50条(加盟国の離脱)に関する一般問題理事会(ブリュッセル)
17-18日 EUユンケル欧州委員長が来日
17-27日 第23回東アジア地域包括的経済連鎖(RCEP)交渉会合の開催
18日 EU6月CPI発表
18日 ベージュブック(FRB)
18-20日 ハンガリー・オールバン首相がイスラエルを訪問
18-21日 第11回ベトナム国際電気技術・設備展(VIETNAM ETE 2018)
19日 長征3A(航法測位衛星第二世代北斗Ⅰ7)打ち上げ(四川省西昌衛星発射センター)
19-20日 EU雇用・社会政策・健康・消費者問題担当相理事会 雇用・社会政策担当相非公式会合(ウィーン)
20日 EU一般問題理事会(Art.50)(ブリュッセル)
21-22日 G20財務相・中央銀行総裁会合(アルゼンチン・ブエノスアイレス)
22日 ファルコン9(Telstar 19V)打ち上げ(ケープカナベラル空軍基地)

【来週の予定】
23日か24日 ロシア1-5月貿易統計発表
23-26日 APECビジネス諮問委員会(マレーシア・クアラルンプール)
23-27日 国連人権理事会 ワーキンググループ(ニューヨーク)
24日 EU経済・財務相(ECOFIN)理事会(ブリュッセル)
24-25日 国連経済社会理事会(ECOSOC)実質会期(ニューヨーク)
24-26日 我が国主催PSI海上阻止訓練「Pacific Shield18」の実施
25日 パキスタン総選挙
25日 メキシコ5月小売・卸売販売指数発表
25日 ファルコン9(イリジウム・ネクスト10機)打ち上げ(ヴァンデンバーグ空軍基地)
25日 アリアン5(航法測位衛星ガリレオシリーズ4機)打ち上げ(仏領ギアナ基地)
25日か26日 ロシア6月雇用統計発表
25-27日 BRICS首脳会議(南アフリカ共和国・ヨハネスブルク)
26日 国連経済社会理事会(ECOSOC)組織会期(ニューヨーク)
26日 欧州中央銀行(ECB)政策理事会(金融政策、フランクフルト)
26日 メキシコ6月雇用統計発表
26-27日 WTO一般理事会(スイス・ジュネーブ)
26-29日 ニュージーランド・フードショ―「Food Show」
27日 メキシコ6月貿易統計発表
27日 ロシア中央銀行理事会
27日 米国第2四半期GDP(速報値)発表
27日 朝鮮戦争休戦協定締結65周年
27-28日 G20農業相会合(ブエノスアイレス)
27-30日 欧州議会委員会会議(ブリュッセル)
29日 カンボジア国政選挙
29日 マリ大統領選挙

(宮家邦彦 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)

2018年7月17日(火) | [ ]

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